犬の熱中症対策
ここ数日、急激な気温上昇で熱中症の危険が高まっています(sunny)
こんな時は、熱中症になりやすい
- 急激に暑くなり暑さに慣れていない。
- 朝早い時間や夜の散歩なら大丈夫と思っても30度を超えていると危険です。
①「5秒ルール」
暑い日、時間にワンちゃんのお散歩前にアスファルトに自分の手をあててみてください。
◎:5秒我慢できればOK
×:5秒我慢できないと肉球が火傷する可能性があります。 5秒我慢できない時はお散歩を控えることも考えましょう。
②熱中症に特に注意すべきわんちゃんは
- 鼻ぺちゃさん(プレンチブルやパグ、チワワ)
- ぽっちゃりさん
- ふっさりさん(毛がフサフサの子)
- 真っ黒さん(毛の色が黒い子)
- 10歳以上のわんちゃん
③扇風機を使ってるから大丈夫?
ワンちゃんは扇風機の風を涼しいと感じません。汗をかくことができない犬にとって、扇風機は温い風としか感じないので体温調節をするのにはあまり意味がないと言われています。
おすすめの使い方
- -エアコンと扇風機の併用
- 部屋全体の空気が循環され、部屋の温度を効率よく下げることができます。
- -霧吹きと扇風機の併用
- 霧吹きなどを使い皮膚を濡らすことで、汗と同じような効果が期待できます。
- -扇風機に保冷剤をつけて使用する
④熱中症になった時の応急処置
–体温を下げることが重要です。
ワンちゃんにの体に水をかける、または水で濡らしたタオルを体にかけて扇風機の風を当てると効率的に体温を下げることができます。
体温を下げることはあくまで応急処置なので、体を冷やしてあげながら、早急に動物病院を受診してください。
注意が必要な症状
- 呼吸がいつもより荒い
- 心拍数が多い
- よだれが多い
- ぐったりして起きあがろうとしない
- ふらつく
- 舌や口の中が赤い
などです。
長くなりましたが、本格的な夏がくる前に、最適な暑さ対策を考えて暑い夏を乗り切りましょう。